ムンムン 不埒な参戦記

ETロボコン2006 参戦記 - 2006年5月前編

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2006年 5月12日 金曜日
コース図が公表
この日、ETロボコン2006のコース図が公表されました。

コース図全景 コースの全景


ぱっと見、昨年までのコースと
変わりませんが、実は...
Zクランク


オフロードに変わり、
今年からZクランクが新設されました。

エグイ です、これは。

さて、どう攻めようか...
Zクランク
点線ショート・カット 点線ショート・カット


そして、タイムを稼ぎ所の点線ショート・カット。
ここもマイナー・チェンジされ、
点線の間隔が昨年より 約3倍 広くなりました。

今年から漆黒線が無くなり マーカー と呼ばれる グレー線 になりました。
マーカーは各難所コースの入口と出口に設置され、コースの変化を検知させる事ができるようにする為にあります。

昨年までは 『白(路面) > 黒(トレース線) > 漆黒(漆黒線)』 という階調でしたが
今年は 『白(路面) > グレー(マーカー) > 黒(トレース線)』 という階調になったわけです。
昨年まで漆黒線は全く見ていませんでしたし、トレース線と漆黒線は一緒くたに見ていれば良かったのですが...。
この辺りも今年の大きな違いとなりました。

2006年 5月13日 土曜日
モデリング開始!
コース図が公表され競技仕様が出揃ったのを受けて、モデリング開始。
昨年の締め切り日から想定すると、モデル提出期限まで6週間ほどあります。
しかしそれは、週末しか活動できない我々にとっては 6日間 しか活動日がないという事。
モデリング前に詳細な作業線表を検討して引いてみましたが、やっぱり
「き、きつい...」

モデリング風景 モデルの検討中


う〜〜〜〜〜ん???

良く見ると奥の方で
金田一ばりに
足が突き出ていますが!???
おモざ

ムンムンには欠かせない、モデリングのお供。

今日はムンムン・メンバであるママが作ってきてくれた
手作りロールケーキ。

モデリングがはかどるというもんです。

おモざ … モデリング中に食べるおやつ。
ロールケーキ
ジンジン・チームの面々 ジンジン・チームの面々


こちらもムンムンに負けず劣らずの
中年チームです。

でも、UML、オブジェクト指向バリバリです。

ん!?
ひょっとして 平均年齢部門 では
負けたか?
パスファインダーの組み立て

ジンジン・チームはパスファインダーを組み立て中。
昨年のチャンピオンシップ大会で
IPA SEC賞 の副賞として頂いたキットです。

組み立てた後に間違いを見つけたり、
うまく噛み合わないパーツがあったり...。
一筋縄では行きませんでしたが、この日無事完成!
パスファインダーを組み立て中

ETロボコン当日まで、残りの活動日はあと
  残り日数 残り日数

2006年 5月15日 月曜日
要素技術教育
この日、(株)東陽テクニカ テクノロジ・インターフェース・センター で要素技術教育が開催されました。
午前中は 開発環境、午後は UML表記法入門 の講義が行われます。
初見参のジンジン・チームのメンバが参加しました。

2006年 5月16日 火曜日
競技規約の公開
この日、ETロボコンの競技規約が正式公開されました。
例年、競技規約やコースの変更が 1 〜 2 ある程度だったのですが、今回は非常に多いです。

■ 変更点
・コース材質の変更
 ⇒ 発泡スチロール + 黒ビニール・テープから、布にトレース線がプリントされたもの に変更。

・漆黒線の変更
 ⇒ 黒ビニール・テープと材質が違い、より黒かった漆黒線から マーカー と呼ばれる グレー色 の線に変更。

・点線ショート・カットの間隔変更
 ⇒ 白と黒の間隔がより 広く なった。

・オフロード・コースに変わり、Zクランク・コース の追加

・競技タイムの変更 (チャンピオンシップ大会ルールの適用)
 ⇒ イン・コースあるいはアウト・コースのベスト・タイム制から、イン・コースとアウト・コースの 合計タイム制 に。
 ※ 従って、イン・コースとアウト・コースの両方を完走しなければ入賞できる可能性はほとんど無くなった。

・ボーナス・タイムの導入 (チャンピオンシップ大会ルールの適用)
 ⇒ 中間/ゴール・ゲート、Zクランクの通過、あるいはゴール直後に停止すると ボーナス・タイム が与えられる。
 ※ 走行タイムから、このボーナス・タイムを 減算 したものが リザルト・タイム となり、順位が決まる。

初心に戻らせて頂きます、はい。

2006年 5月17日 水曜日
オフィシャル乾電池の公開
この日、コンテストで使用するオフィシャル乾電池が公開されました。
今年は、『SONY アルカリ乾電池 「STAMINA EX」 LR6SG』 となりました。

早速、大人買いに走らなければ!

一口にアルカリ乾電池と言っても、メーカーや種類によってパワーや特性がバラバラです。
なので、実走評価などはオフィシャル乾電池で行った方が良いのです。
特に、パワーの 低い 乾電池で調整して、パワーの 高い 乾電池で実走させると大変な事になります。

ちなみに、使用済みの乾電池は子供の居る家庭でオモチャ用として第二の人生を歩んで貰います。
⇒ パスファインダーを動かすパワーは無くなっても、オモチャや時計用としては十分使えます。

2006年 5月18日 木曜日
モデリング教育
要素技術教育に引き続き、(株)東陽テクニカ テクノロジ・インターフェース・センターで
モデリング教育が開催されました。 こちらもジンジン・チームのメンバが参加です。
ムンムン・チームのメンバも昨年参加しましたが、講義は「すばらしい!」の一言です。
コンテスト参加費を払っているとはいえ、これだけの教育に無料で参加できるなんて大変お得です。
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